配点:
- 大問1:30点
- 大問2:10点
- 大問3:30点
- 大問4:15点
- 大問5または6:15点
大問1
(1) 25点
- 減点制
- 方針ミス:
- [方針] どういう方針で計算したのかを書かず,正しい答えだけが書かれている→-2点
- 論証ミス:
- [n=0] $n=0$ の場合を考え忘れている→-2点
- [収束定理]
- 定理の内容は明確に説明されていないが,文脈から理解していることは推測できる→-0点
- 「定理1.5より」と書いている答案はOKにした.内容を説明してはいないが,明確ではあるので.
- 定理の内容が間違っている→-4点
- [連続] 連続性への言及がない→-2点
- [PC^2] 区分的に$C^2$級であることへの言及がない→-2点
- 計算ミス:
- [奇数] 偶数 $n$ に対する $\hat{f}(n)$ がゼロになっていない→-5点
- [結果] 奇数 $n$ に対する $\hat{f}(n)$ のオーダーが $O(1/n^3)$ になっていない→-10点
- $a_n$ が定数倍違っているのは見逃す(小問 (2) で減点されるので).
(2) 5点
- 減点制
- [結果]
- (1) の [結果] は誤っているがなぜか合っている→-3点
- 結論が正しくない→-5点
大問2
- 減点制
- [選] 正しい選択をしていない→-10
- [説] (2) が区分的に$C^1$級でないことの説明ができているか.
- 微分が $x\to 0+$ で収束しないことに言及していない→-3
- 振動ではなく $\pm \infty$ への発散としているのも仕方がないので許す.
- 微分の計算でミスをしている(あるいは計算していない)→-2
大問3
(1)
- 減点制
- [図]
- 大幅に間違っている→-5
- 黒丸3つのどれかが欠けている→-2
(2)
- 減点制
- 方針ミス:
- [方針] どういう方針で計算したのかを書かず,正しい答えだけが書かれている→-2
- 論証ミス:
- [n=0] $n=0$ の場合を考え忘れている→-2
- [収束定理(あるいは「Thm」)]
- 定理の内容は明確に説明されていないが,文脈から理解していることは推測できる→-0
- 「定理?より」と書いている答案はOKにした.内容を説明してはいないが,明確ではあるので.
- おおよそ合っているが,数式 $(f(x+0)+f(x-0))/2$ を用いた説明がなされていない→-3
- 定理の内容が大幅に間違っている→-6(他の減点と重複適用しない)
- 計算ミス:
- [結果]
- オーダーのミス→-10
- 定数倍違っているのは見逃す(小問 (3) で減点されるので).
(3) 5点
- 減点制
- [答]
- [結果] は誤っているがなぜか合っている→-3点
- 結論が正しくない→-5点